2012年第2回 「Osakeテラピー」の模様をUPしました。

第2回お酒テラピースクール
広島県酒造組合にて2012年6月22日(金)19:00〜
「暑い時期でもお酒を美味しくいただきたい!」ということで、今回のテーマは「日本酒を使ったカクテル」。
リーガロイヤルホテル広島の食堂課長 片塰成樹(かたあま しげき)さんと、チーフソムリエ 内田良孝(うちだ よしたか)さんを講師にお迎えしました。


日本酒の新しい楽しみ方「日本酒カクテル」
今回カクテル作りに用意されたのは・・・
日本酒(吟醸・味のしっかりしたパンチのあるお酒のほうが合うそうです)・コアントロー(オレンジリキュール)・レモンのリキュール・ライムジュース・リンゴジュース・洋ナシのシロップなどです。
片塰さんに、日本酒を使ったカクテルの作り方、楽しみ方、そして、シェイカーの振り方、シェイカーの形についても、お話を聞きました。
日本酒カクテルのポイント!
アルコール度数の少ない日本酒は、リキュールでアルコールを補充し甘さを加えてシェイクするのが良いそうです。
シェイカーでシェイク!
見た目のカッコよさもありますが・・・ シェイカーは、混ざりにくい材料や比重に差のあるアルコール同士などを攪拌したり、空気と混ぜ合わせることで口あたり良く、まろやかにします。また、氷と一緒にシェイクすることで急激に冷やすことができます。
シェイカーの形には理由があります!
シェイカーを振った時に中の氷が回りやすく、中の液体を効率よく水に溶け過ぎず混ぜ合わせることができます。
今回2種類(リンゴと日本酒のカクテルと、洋ナシと日本酒のカクテル)をいただきましたが、どちらもまろやかで、すっきりした甘さと冷たさが新鮮でした。
日本酒カクテルを頂いたあとは、食事会です。
今回も貴醸酒、にごり、梅酒、原酒など様々なお酒が食事を引き立てます。
最後に「おいしいお燗の"こつ"」として、酒燗器や使い方を教わりました。


今回は「日本酒でカクテル」という初めての試みでしたが、参加のみなさんからも、とてもよい企画だったとの声が聞かれました。
「これからの暑い時期にぴったりですね」
「新しいお酒の楽しみ方が増えますね」
「さっそく、シェイカーを買ってお家でカクテルを作ってみたいと思います」など・・・ご意見ありがとうございました。
そして、お土産はこれ「おかんメーター」
同じお酒を様々な温度で楽しめるのが日本酒です。ならば・・熱燗・上燗・ぬる燗と記された
お燗のための温度計「おかんメーター」で好みの温度のお酒を探ってみては・・・。
では、来月は最後の会となりますが、皆さんまたお会いしましょう。
(あっ、カクテルは甘いからってついつい飲み過ぎてしまいます・・・ご注意を!)