イベント情報

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2014年第2回 「Osakeテラピー」の模様をUPしました。

第2回「Osakeテラピー」スクール 2014.6.14 広島県酒造組合にて
そろそろ始まります!

平成26年6月14日(土)広島県酒造組合で、女性のためのお酒のスクール 「Osakeテラピー」第2回が行われました。

今回は、日本酒の美の効果や温度で変わる味わいの違いなど、日本酒の奥深い世界を体感。日本酒のおつまみの意外な組み合わせも紹介され、 後半の懇親会で冷酒とともに楽しみました。

今回もさかぐらの女将さんと一緒です

講師/藤田晃子さん


適量飲酒は健康にも一役買う

酒類総合研究所の研究員、藤田晃子さんを講師に迎えた講義は、「アルコールパッチテスト」による体質判定からスタート。 お酒テラピーでは恒例です。テストシートを貼った部分が赤くなるほどお酒が飲めない体質という判定ですが、参加者のほとんど の方に変化なし。「やっぱり」「予想通り」と笑いがこぼれます。

講義では、少量のアルコール摂取によって肝機能や腸内環境の改善、老化を遅らせるという実験結果が紹介され、適量飲酒は 健康にも一役買う(疾病のない人のみ)ことが分かりました。気になるのは、「適量ってどの程度?」。目安は、清酒 1合、ビール 中瓶1本、焼酎コップ半分程度とのこと。女性は男性よりも控えめに、65歳以上の方も控えめに。多量飲酒は生活習慣病リスクが 上昇するそうです。

悪酔を防ぐには「和らぎ水」の摂取が有効。飲酒の途中で水分を摂取すると酩酊が軽減されることが実証されているそうです。 また、お酒を飲むと太るというのも誤解で、「お酒で食用が増進されてつい食べて過ぎてしまうのが原因。だらだら飲み、だらだら 食いはやめましょうね」と藤田さんはアドバイスします。

ジェルパッチテスト/アルコール体質判定を体験


心と体のきれいに効果を発揮

酒粕パックの作り方を紹介お酒にはアルコール以外にもさまざまな成分が含まれ、これらが美肌効果や保湿効果、血行促進作用を発揮します。そこで、参加者を代表して6人が酒粕パックを体験。酒粕と水をすり鉢で擦り、耳たぶほどの軟らかさに仕上げたものです。これを腕に塗って約10分、使用前後の肌の水分量を比較してみると…。水分量の大幅アップに会場がどよめきました。飲んでも、塗っても、お風呂に入れて浸かっても美しくなれるなんてお酒のパワーはすごい! さらに、お酒に含まれる香り成分にはリラックス効果も。普通酒よりも吟醸酒がその効果がより高いそうです。

酒粕パックを体験


女将さんから御燗(おかん)とおつまみのお話

燗についてお勉強講義が終わるとお酒が登場。同じお酒をぬる燗、常温、冷酒と温度を変えて飲み比べてみました。「同じお酒とは思えない!」「常温だとお酒本来の 味がよく分かる」との声があがり、さらに「お酒によってよりおいしく飲む温度が違うのかな」と新たな疑問も生まれてお酒への関心がますます深まったようです。

実際に飲んでみます


豆腐に塩とオリーブオイルを日本酒に合うおつまみとして、豆腐とチーズが登場。「チーズとお酒は同じ発酵食品ですから相性がいいんですよ」という女将さんの説明を聞いて、意外に思いながらも食べて納得。豆腐はオリーブオイルと塩をかけると、お酒との相性も抜群です。懇親会のために用意された8種類のお酒も登場し、つまみもお弁当も出そろって宴もたけなわ。あっという間の2時間となりました。

懇親会の様子


締めくくりは恒例の乾杯三唱。
お土産のおいしいお燗を作ることができる「おかんメーター」を手にして、1か月後の再会を約束。
「次が最終回だと思うとさみしい」と早くも別れを惜しむ皆さんでした。

乾杯三唱

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