2015年「秋のOsakeテラピーパーティー」の模様をUPしました

夕方6時の開場を待ちわびるように続々と現れる参加者の皆さん。女性の中にちらほらと男性の参加者も見えます。 受付を済ませると、まずはウェルカムドリンクならぬ利き酒コーナーで腕試し!皆さん真剣な表情で4種類のお酒の味の違いを 確かめています。


午後6時半、いよいよパーティーの幕開けです。今年のテーマは『日本酒と落語の夕べ』。フリーアナウンサーの川上裕子さんに紹介され、鮮やかなブルーの着物で桂春雨さんが登場。広島出身の奥様のご縁で今回のパーティーへの出演が決まった、などのエピソードも交えながら上方落語の楽しみ方について軽妙なトークで滑り出します。
上方落語の大きな特徴は、噺の中に"はめもの"つまり"お囃子"が入ること。広島出身の奥様でお囃子の中田まなみさんも登場し、「愛宕山」や「播州皿屋敷」などで実演。生の音が会場に鳴り響くことで、噺のイメージがより豊かに膨らむことを一同実感。他にも、"あ"くびをしない、"い"びきをかかない・・・など落語を鑑賞する際のマナー五か条をユーモラスに『あいうえお』で紹介すると会場にどっと笑いが起こりました。
講演会後半は、いよいよ実践。お酒テラピーにちなんで選ばれたという、噺の中にお酒も登場する古典落語「親子茶屋」の口演スタートです。
お酒と色事、遊び好きな大阪の商家の若旦那とその父親が登場する滑稽噺。春雨さんの演じるお茶屋での滑稽なやりとりを、お囃子が彩る上方落語の世界に会場は一気に引き込まれ、笑いの渦と大きな拍手に包まれました。

休憩を挟んで後半は、いよいよ懇親会のスタートです。日本酒キャラクター「おちょこくん」と桂春雨さんのかけ声で「広島の酒で乾杯!」。会場の両側にはずらりと35種類の広島の酒が並び、赤い法被を着た蔵元やお酒テラピースタッフがふるまいます。ホテル自慢の料理も次々と運ばれ、会場は華やかさを増します。
今年で3度目の参加という女性3人組の1人は、「人とのつながりが出来たり、いろんな種類のお酒が飲めるのが楽しくて」と、このパーティーの魅力を話します。友人知人はもちろん、知らない人とも大好きなお酒を酌み交わして仲間になれる、会場にはそんな出会いと笑顔が溢れていました。

パーティーが絶好調に盛り上がる中、いよいよ「利き酒」正解者の発表です。
今年は参加者160名の1割近い13名が正解、記念品が贈られました。「日頃の晩酌の成果が出てうれしい!」、「初めて来た
のに当てられてうれしいです」、といった感想や、「美しい方たちとお酒が飲めた上に正解できて感激です」という男性参加者
の感想に拍手と笑いが起こります。
そして、おおいに盛り上がったパーティーもいよいよ締めくくり。ソムリエの的場さんと共に再びおちょこくんも登場して恒例の
「乾杯三唱」!!今回のパーティーも盛況のうちにお開きとなりました。
お土産を手にお見送りするスタッフやおちょこくんとの名残を惜しみながら、来年の再会を誓って帰途に着く参加者の皆さん。
次回のパーティーもお待ちしております!!