イベント情報

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「Osakeテラピー」OG会 (2016.3.13 ホテルグランヴィア広島3階『飛鳥の間』)

「Osakeテラピー」OG会の模様

2016年3月13日(日)

女性のためのお酒スクール「Osake テラピー」を卒業した人だけが参加することができる「Osake テラピースクール OG会」。 今回は、2016年3月13日(日)、ホテルグランヴィア広島3階『飛鳥の間』にて開催されました。開始時刻の正午を目指して、 久しぶりの再会に少しの緊張と沢山の期待に胸を膨らませた参加者達が続々と集まってきました。

参加者はOGの方が34名、スタッフ10名の計44名。これまでに「Osake テラピースクール」を受講した精鋭ばかり。顔なじみとの再会を喜び合う姿や、これから登場する日本酒との出会いに心を躍らせたり、会場は早くも熱気に包まれてOG会がいよいよ始まります。

Osake テラピースクール

日本酒の愉しみ方

2部構成のOG会、1部では「日本酒の愉しみ方」をテーマにセミナーが行われ、2部ではセミナーを基に日本酒と和食を 愉しむ懇親会が行われました。

スタッフ紹介の後、本日の講師としてソムリエで利酒師の資格も持つ的場勝さんが登場。「日本酒の愉しみ方」をテ ーマに講義スタート。ソムリエの正装で颯爽と登場した的場さんが、関西弁の軽妙なトークで会場を沸かせます。

日本酒の愉しみ方


日本酒のタイプ分類

まず、日本酒を香りと味わいで分類した4タイプが紹介されました。
1.[香りの高いタイプ−薫酒−] 主に大吟醸酒系・吟醸酒系
2.[軽快でなめらかタイプ−爽酒−] 主に普通酒系・本醸造酒系
3.[コクのあるタイプ−醇酒−] 主に純米酒系
4.[熟成タイプ−熟酒−] 主に古酒系・長期熟成酒系

日本酒のタイプ分類


日本酒の特性と表現

次に、日本酒の飲用温度や飲用時期、使用する器など特性について紹介。 同じお酒を冷やして飲んだり、温めて飲んだり、またそれぞれの温度帯にも風情豊かな名前が付いている、 といったお酒は非常に珍しい。季節によって飲用の温度も変わり、使用する器も陶器、漆器、ガラス…さまざまな タイプがあるのは日本酒ならではの愉しみ方。そして日本酒には、合わせる料理や素材についても幅広く対応できる 懐の深さがある、といった特性や特長が紹介されました。

日本酒の特性と表現


テイスティング3種

日本酒の特性など一通りの講義を聴き終えると、いよいよ実践。4つのタイプに分類される日本酒の3タイプ[香りの 高いタイプ][コクのあるタイプ][熟成タイプ]それぞれをテイスティング。皆さん真剣な表情で香りや味を飲み比べ、それ ぞれに感想を話し合っています。さらに、器を大きいグラスに移し替えて飲んでみることで、味わいの違いを実感。 「香りが広がる」「飲みやすくなった」などの声があがっていました。

テイスティング3種


本日のお料理「松花堂弁当」について

講義とテイスティングを終え、いよいよ懇親会が始まります。 その前に…ホテルグランヴィア広島 和食総括料理長 徳本光さんより、本日のお料理「松花堂弁当」の由来について、 江戸時代初期の僧侶、松花堂昭乗の持っていた四切箱が起源と言われ、4つの仕切りに八寸や造り、炊き合わせなど をそれぞれ盛りつけたもの、といった興味深いお話しがありました。 そして、ソムリエの的場さん再登場で「カンパイ!!」お待ちかねの懇親会が始まり、会場は一段と熱気に包まれ、 盛り上がりも最高潮を迎えます。

本日のお料理「松花堂弁当」について


本日のメニュー

松花堂弁当(八寸、造里、煮物、強肴)
小鉢二種、茶巾寿司、吸物、白酒のプリン

本日のメニュー


本日のお酒22種

にごり酒や燗酒、輸出用の珍しいものなどバラエティー豊かにラインナップされた日本酒を、美味しい料理と共に味わい ます。メモを取りながら真剣に飲み比べたり、話し合ったりする姿も。

本日のお酒22種


宴もたけなわのうちにエンディング

テーブルを酒瓶が行き来するOsakeテラピーならではの光景が繰り広げられ、宴も最高潮を迎える中、お開きの時が 訪れました。次の再会を誓い、本日のパーティーは終了です。 「燗酒の魅力を再発見しました」「普段は飲めないお酒に出会えるのがOsakeテラピー一番の魅力です!」 「いつもOG会を心待ちにしています」などの声、皆さん満足そうな笑顔と共に帰途につかれました。

Osakeテラピーは今年も5月、6月、7月とスクールを開催します。お酒好きの方はもちろん、好奇心旺盛な方、美味しい モノ大好きな方…いろいろな方にご参加いただき、奥深い日本酒の魅力を学び、楽しんでいただけたら幸いです。


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