イベント情報

<< 前のページに戻る

2017年第1回 「Osakeテラピー」の模様をUPしました。

第1回「Osakeテラピー」スクール 2015.5.16 広島県酒造組合にて

第1回「Osake テラピー」スクール

平成29年5月13日(土)広島県酒造組合にて、女性のためのお酒スクール『Osakeテラピー』の第1回目が開催されました。

このスクールは大人の女性に向けて日本酒のおいしさや楽しさを伝えようと全国で始まり、今年で15年目を迎えます。本年度も『カラダ・ココロ・キレイ』3つのテラピー効果をテーマに、5月、6月、7月の全3回を予定。講義や実践などを通して楽しみながら学べる充実の内容となっています。

本年度の第1回目は酒類総合研究所から重田知也さんを講師にお迎えして、日本酒についての知識を学び、アルコールパッチテストやきき酒にも挑戦。懇親会では美酒鍋を皆で作り、鍋とお酒を味わいました。

講師紹介:重田知也さん

お酒について知りたい!

まずは重田さんの「日本酒入門」と題したレクチャーから始まりました。お酒は「百薬の長」といわれる一方、適量を超えると「万病のもと」にもなってしまうもの。上手にお酒とつきあえば健康、美容にも役立つと聞いて期待が高まります。そもそもお酒とは?という疑問からスタート。清酒の製造工程、麹の働きなど知っているようで知らない、お酒のアレコレを学びます。ひとくちに日本酒といっても清酒と日本酒、大吟醸酒と純米酒、生酒と生貯蔵酒の違いとは?日本酒の種類の違いについて「へえーそうなんだ」と皆さん熱心に聞き入っています。ラベルの見方についても、日本酒度、酸度、アミノ酸度・・・それぞれの説明を聞き、「今度からお酒を選ぶときの参考にしたい」と声が上がっていました。

合間には自分の体質を知る「アルコールパッチテスト」に挑戦。自分の腕にテストシートを貼って20分が経過すると、パッチをはがします。皮ふの色が赤いほどお酒が飲めないという判定ですが・・・。多くの参加者の肌の色に変化ナシ。「やっぱり!」と皆さん納得した様子。ただし「変化なし」の人はついつい量を過ごしやすいため飲みすぎには注意してほしいと重田さんから指摘があり、一同うなずいていました。

「アルコールパッチテスト」に挑戦。


色、香り、味をみるきき酒へ

きき酒へ次はいよいよ『大吟醸』『純米酒』『本醸造』『生酒』4種類のお酒の違いを感じるきき酒を実践。お酒の濁りや色、口に含んで鼻から抜ける香り、甘さ、辛さなどの味覚、口あたり、後味のきれなどを感じながら飲み比べます。合間には悪酔いを防いで味や香りをリセットする「和らぎ水」と「豆腐」も取り入れます。

「この香りがいい」「やはり生酒はフレッシュ」とそれぞれのお酒の違いに驚いたり、感心したりして盛り上がりました。

悪酔いを防いで味や香りをリセットする「和らぎ水」と「豆腐」も取り入れます。


懇親会スタート 美酒鍋作りへ

こからは学んだお酒の知識を活かし、美酒鍋とお酒を存分に味わう懇親会。ヘルシーなお弁当が並び、22の銘柄のお酒が 各テーブルに分けて配置されました。それぞれ好きなお酒を杯に注ぎます。講師の重田さんの発声で「かんぱい!」。 続いてお酒を楽しみながらテーブルごとに「美酒鍋」作り。豚肉や鶏肉を炒めて塩コショウをふりかけます。数種類の野菜や こんにゃくなどを加え、白菜でふたをするように覆い、日本酒をまわしかけ、あとは蒸し焼きにします。皆さん共同作業に すっかり打ち解け、あとは楽しく出来上がりを待つばかり。 その間に質問タイム、続いて女将さんからは日本酒、とくに純米酒は調味料としても有効で、「お酒をスプレーに入れて 肉にかけると臭みがとれます」「日本酒を使って煮魚を作るとおいしいです」といったアドバイスもいただきました。

完成した美酒鍋は塩コショウとシンプルな味付けながら、日本酒によって肉や野菜の旨みが引き出され、まろやかで奥深い味わい。一同「おいしい〜」と絶賛の声が上がり、お酒もすすみます。あちらこちらでお酒を酌み交わしながらおしゃべりにも花が咲いて、会場は賑やかな熱気に包まれました。

懇親会スタート 美酒鍋作りへ

今日の出会いに感謝して乾杯三唱!

宴会は大盛り上がりのなか、お開きの時間へ。締めくくりはお酒テラピーおなじみの乾杯三唱!初めは小さく乾杯!次は普通に乾杯。最後は大きな声で元気よくおもいっきりかんぱ〜い!!初めてのテラピーを終えて、「蔵見学にも行きたい」「きき酒が楽しかった」「初めての美酒鍋がおいしかった」「多くのお酒を味わえてうれしい」と喜びの声が続々。

今日出会った人たちと次回の再会を約束してお土産を手にそれぞれ帰途につきました。
次回も日本酒がつなぐ縁に期待したいですよね。

今日の出会いに感謝して乾杯三唱!

▲PAGETOP