2017年第2回 「Osakeテラピー」の模様をUPしました。

第2回「Osake テラピー」スクール スタート!!
平成28年6月10日(土)広島県酒造組合にて、女性のためのお酒スクール 「Osakeテラピー」の第2回目が開催されました。
日本酒の3つのテラピー効果『カラダ・ココロ・キレイ』をテーマに、5月、6月、7月の全3回を開催。2回目となる今日は、まさしくテーマの通り日本酒と『カラダ・ココロ・キレイ』健康や美容との関わりについて学び、温度帯で味わいが変化する日本酒ならではの魅力も体感。日本酒にオススメの簡単おつまみの紹介に続いて、後半は美味しいお弁当と一緒に日本酒を味わう懇親会でおおいに盛り上がりました。
酒粕パックでしっとり美肌に
回のお酒テラピーは、おかみさんをはじめとするスタッフ11名とサポート役の学生さん2名による講習&体験を中心に、和気あいあいとした雰囲気の中進んでいきました。まずはお酒の美容効果として、簡単&手軽な酒粕パックに挑戦。ビニール袋に酒粕(100g)と水(約50cc)を入れ、手でよく揉んでペースト状にしたものを顔や体に厚めに塗り、5〜15分後洗い流します。(※事前に腕の内側などで必ずパッチテストをしてから使用しましょう。)当日は各テーブルから希望者を募り、まずはパック前の手の甲の水分量をチェック。テーブルに配られた酒粕パックを手の甲に厚めにのばし、酒粕の美容効果に関するレクチャーを受けながら約5分待ちます。ウエットティッシュで軽く拭いて水分量を再びチェック、すると驚きの結果が?!水分量をチェックした参加者の平均値が約10%も アップしていました。「パックがひんやりして気持ちいい」「香りがいい」「パック後の肌がしっとりツルツルになった」など、参加者からは酒粕パックの効果に感嘆の声が上がりました。
発酵食品である酒粕には、美白、保湿、老化防止の効果があります。さらに、リーズナブルに使えるので美肌作りに賢く取り入れたいアイテムです。また、ビタミンB群やアミノ酸など栄養やうまみの宝庫でもあり、悪玉と言われるLDLコレステロール値を下げ、お通じを改善してくれるパワーも秘めているので食事にも上手に取り入れてもらいたい、とお手軽レシピが紹介されました。
<甘酒ミルク>
水の代わりに牛乳で酒粕を溶かしながら温める。砂糖はお好みの分量で。
<酒粕チーズトースト>
パンに酒粕を塗り、ピザ用チーズをのせ、オーブントースターで焼く。お好みでブラウンシュガー、またはハチミツをかける。
温度帯で変わる日本酒の味わい
お肌で美容効果を体感した後は、いよいよ日本酒を飲んで新たな世界を体感します。お酒テラピー2回目となる今日は、温度帯によって表情をがらりと変える日本酒の魅力を、飲み比べで体感します。同じ銘柄の日本酒をぬる燗、常温、冷酒で味わいます。「香りが鼻に抜ける感じが温度でこんなに違うなんて!」「全然違う味になる〜」「普段は冷酒が多いけど、常温もいいかも?!」など新たな日本酒の楽しみ方に参加者から驚きの声が広がります。温度の違いで全く異なる表情を見せる日本酒、新たなその魅力を飲み比べを通して実感しました。
飲み比べにもオススメ!冷や奴
温度帯による味わいの違いを体感する飲み比べに添えて、冷や奴が登場しました。飲み比べの際、味覚をリセットするためにはシンプルにお豆腐そのままをいただくのもオススメ。オリーブオイルとお塩を適量かければ簡単&絶品おつまみの完成です。「オリーブオイルがこんなに合うなんて意外!」「簡単だから是非マネしたい」と、皆さん絶賛でした。
お待ちかね、懇親会のスタート!!
休憩を挟んで後半は、いよいよ皆さんお待ちかねの懇親会です。今回のテーマである「美容」にカンパイ!!との掛け声で始まりました。目にも鮮やかなこだわりのオードブルが詰め込まれたお弁当と共に、各酒蔵から届けられた合計11種類の日本酒をいただきます。前半の飲み比べから始まって、好みのお酒や気になるお酒を時間いっぱい存分に味わおうと、各テーブルを日本酒が行き交います。それと同時に、1回目からの緊張もすっかりほぐれ、あちらこちらで会話の花が開き、スタッフへの質問にも熱がこもります。「夏酒ってどんな特徴がありますか?」「無ろ過が好みなのですが…」「燗酒に向く日本酒とは?」など、次々と出てくる質問に皆さんの日本酒に対する関心の高さ、愛情が溢れていました。
講義&体感、そして味わいであっという間の二時間を過ごし、宴はいよいよお開きの時を迎えました。「温度で違う日本酒の味わいを体験できて良かった」「日本酒について詳しいお話しがおかみさんから直接聞けるので楽しい」など、今回も皆さんいろいろな発見や収穫があったようです。締めは恒例の乾杯三唱!!7月の再会を誓い、お土産を手にそれぞれの帰途へ着きました。