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2017年第3回 「Osakeテラピー」の模様をUPしました。

第3回「Osakeテラピー」スクール 2015.6.13 広島県酒造組合にて

第3回「Osake テラピー」スクール スタート!!

平成29年7月8日(土)広島県酒造組合にて、女性のためのお酒スクール 「Osakeテラピー」の第3回目が開催されました。

日本酒の3つのテラピー効果『カラダ・ココロ・キレイ』をテーマに、5月からスタートしたスクールは今日で最終回。スクールの締めくくりは、呉で七代続く老舗酒蔵で杜氏を務める盛川さんを講師にお招きし、日本酒や蔵、そして酒造りに対する思いなど、様々なお話しを聞きました。第2部の懇親会では講師の盛川さんも交え、おしゃれで美味しいお弁当を肴に各酒蔵おすすめの日本酒をいただきました。

第3回「Osake テラピー」スクール


30歳で転身、厳しい杜氏の世界へ

いよいよ最終回となる今回のスクールには、今年で創業130年の老舗酒蔵、盛川酒造株式会社の杜氏である盛川元晴さんをお招きし、杜氏ならではの苦労や喜び、酒造りへの熱い思いをお聞きしました。
パン製造会社に勤務していた盛川さんが、杜氏の世界に足を踏み入れたのは30歳の時。「はい」としか言えない封建的な職場に、当時の盛川さんは大きなカルチャーショックを受けられたとか。自身の経験も踏まえ、現在の盛川さんの蔵では開かれた雰囲気の中、三名の杜氏による酒造りが行われているそうです。とは言え、酒造りに臨む杜氏の生活はやはり厳しく、ストイックなもの。
酒造期の10月から4月は、基本的に無休で泊まり込み。三食全て蔵の賄いを食べ、散髪、コンビ二以外の外出はほぼできない。との盛川さんのお話しに、参加者は一様にカルチャーショックを受けていました。

講師プロフィール


蔵は生き物、その声を聞き取って…。

杜氏としてのストイックな生活よりも、盛川さんが実際に苦労と感じることは、酒造りを左右する毎日の分析結果を確認すること。そして今、自分たちが行っていることが正しいのかどうか、常につきまとう不安なのだとか。そういった中で杜氏に最も必要なことは、『根拠のない自信』つまり、きちんと造ってさえいれば必ずそのお酒の良いところが見つかる、美味しくなる時期が来る、と自分を信じる気持ちが大切なのだそうです。
さらに、お酒は蔵が生み出すもの、杜氏はその手助けをする助産師のような役割を担っているので、生き物である蔵の声を敏感に聞き取れるよう務めています。と話す盛川さんの熱い思いに、参加者の皆さんは静かに耳を傾けていました。

アルコールの適量とは?


お待ちかね懇親会スタート!!

講師の原さん質疑応答の後、休憩を挟んで第2部懇親会の始まりです。各テーブルには盛川酒造から用意された『白鴻 四段仕込み 純米酒(赤ラベル)』が置かれ、盛川さんの発声でカンパイ!!いよいよ第2部のスタートです。
各蔵おすすめ13種のお酒と共に、野菜がお洒落にアレンジされたお惣菜弁当をいただきながら、お酒や近況についてそれぞれに会話も弾みます。

懇親会で総仕上げ!!


ほろよい[Osake]スペシャリスト!認定証授与

懇親会も佳境を迎えた頃、日本酒女子憧れ!?広島県酒造組合認定証がスタッフから参加者一人一人に授与されました。認定証には「広島のお酒を誰よりも素敵にのむこと。」などの卒業生五ヶ条が書かれていて、広島のお酒を愛する「Osake」スペシャリストとしての心得を参加者の皆さんは心に刻みながら受け取っていました。

日本酒女子憧れの!?認定証授与


卒業に寄せる思い

3回のお酒テラピースクールを終え、無事認定証を手にした皆さんに、この会に参加した感想をお訊きしました。
『女性同士で日本酒が飲めて楽しかったです。』
『杜氏さんの熱い思いを知ることが出来、これからはもっと心してお酒を味わいたい、と思いました。』
『3年前からの思いが実り、ようやく参加出来て嬉しかったです。』
『日本酒が手元に届くまでに杜氏さんをはじめ、いろいろな人の手を通っていることをあらためて知りました。』
など、一人一人、日本酒への熱い思いを語っていました。
そして最終回は、参加者代表によるカンパイ三唱でお開きとなりました。皆さん名残を惜しみながら、今秋予定のOsakeテラピーパーティーでの再会を約束しながら、お土産を手に帰途へと着きました。

卒業にあたって思うこと

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