2017年「秋のOsakeテラピーパーティー」の模様をUPしました

午後6時、いよいよ開場。受付を済ませた参加者の皆さんは、早速利き酒に挑戦。タイプの違う4種類のお酒が用意された会場では、何度も確かめながら悩む人、勢いで答えを記入する人などなど、人それぞれ利き酒に挑む姿が見られました。


午後6時半、利き酒でほんの少し喉を潤した後は、こばたてるみさんによる講演会でパ
ーティー第1部の幕開けです。フリーアナウンサーの川上裕子さんに紹介され、こばたてるみさんが登壇。この日のテーマは「飲んでも、食べても魅力いっぱいの日本酒」。公認スポーツ栄養士としてトップアスリートの栄養サポートを手がける傍ら、日本酒スタイリストとして活躍するこばたさんならではの日本酒の楽しみ方についてお話しされました。
まずは食欲増進効果やリラックス効果によって、適量の飲酒は長寿につながる、というお酒好きには心強いお話しからスタート。ただ、その適量とは一日のカロリー摂取基準の10%、体格や年齢などによって差はあるものの大体200キロカロリー前後なのだとか。ということで、もし、飲み過ぎた場合には翌日しっかり運動しましょう!というこばたさんならではのアドバイスに参加者の皆さんは納得の表情。 さらに二日酔い防止には、まずは自分の適量を知ること、そして水と栄養の補給も重要でタンパク質は胃粘膜を保護し、ビタミンが血中アルコール濃度の上昇を緩やかにしてくれるのだとか。キーワードは「飲む前サーモン、飲んだ後フルーツ」広島の食材では牡蠣やレモンがオススメです、と付け加えられました。
その他、自身の著書にもまとめられている日本酒を「ひと振り」することで得られる素晴らしい効果も紹介。ご飯を炊く時に日本酒を「ひと振り」で、艶よくふっくら仕上がることや、即席みそ汁やカップ麺に「ひと振り」すると味がまろやかになって旨味がアップする、などなど、幅広い活用法にメモを取る姿も見られました。 日本酒と料理のマッチングについても紹介され、中華料理やチーズケーキなど、ちょっと意外なメニューとの組み合わせにも挑戦して欲しい、とのこと。最後は、土地の食材、旬の食材に合う日本酒で、しっかり味覚の秋を楽しんでください、という言葉で締めくくりとなりました。

休憩を挟んで後半は、会場を移して皆さんお待ちかねの懇親会。こばたさんが再びステージに登場し、まずはテーブルに用意されたお酒で「カンパイ!」。次々にテー
ブルへと運ばれる色とりどりの料理と共に、こころゆくまで日本酒を堪能。会場中央には、燗酒コーナーも備えた特設バーカウンターに各蔵元自慢のお酒35銘柄がずらり。カンパイからほどなくカウンターはお目当てのお酒を求めて人だかりが出来、赤い法被を着たスタッフが笑顔でふるまいます。
今年お酒テラピースクールを受講してパーティーは初参加、という女性は「10種類は飲みたい」と、お酒リストを片手に意気込みの表情。お酒テラピーがきっかけで
友達になった、という女性グループや、職場の飲み仲間で参加したグループ、いつも1人で参加している、という男性などなど、年齢も性別もさまざまな参加者の皆さんが、日本酒でつながり、笑顔溢れる時間を過ごしていました。

宴もたけなわ、という頃合いでお楽しみの「利き酒」正解者発表です。名前を呼ばれた正解者が、次々とステージに上がります。
今年はやや多めの15名。「おめでとうございます!」という言葉と共に賞品が手渡され、皆さん満面の笑みを浮かべています。
「いつもダメだったけど6回目でようやく正解できました」。「直感だけで答えたら当たっていました」。「今まで頑張ってお酒を飲んできた甲斐がありました」。など、それぞれ喜びと驚きの声に会場からは盛大な拍手が送られました。
そして、華やいだ時も終わりを迎え、赤い法被のスタッフの発声で恒例の「カンパイ三唱!」。パーティーはお開きとなりました。 お見送りのスタッフから渡されたお土産を手に、10月1日の酒祭り、次のパーティーでの再会を誓い、それぞれ会場をあとにしました。
またお会いできる日を楽しみにしております!!