
広島オリジナル酒米「千本錦」100%使用
<香り高い、新しい味わい。>
ひろしまの酒「千本錦」は、広島県で独自に育成した酒米「千本錦」を100%使用した新しいお酒です。
酒米「千本錦」は、大吟醸米として人気の高い「山田錦」を広島の気候風土に適するように改良することを目的として、育成されました。「千本錦」は適度な速さで糖化が進み、麹造りに時間をかけるので、その分吟醸酒の香りが高く、すっきりとした酒になります。
統一ラベルの使用条件とシールの貼付
「千本錦」の統一ラベルの使用にあたっては、次の条件等を満たすことが必要であると定めています。
(1)広島県産「千本錦」を100%使用していること。
(2)広島県内の清酒製造場で造っていること。
(3)特定名称酒であり、広島県清酒品質保証制度に適合した酒であること。
統一ラベル以外の表示で販売する場合は、「千本錦」の統一肩貼りシールを貼付しています。
全国で評価される"酒どころ広島"の酒
<新酒鑑評会で高い評価>
全国の杜氏が吟醸酒の出来栄えを競う全国新酒鑑評会。
「千本錦」は、平成11酒造年度より出品している蔵元がありますが、金賞受賞並びに入賞を果たしています。
その後も広島の蔵元は淡麗から濃醇までバラエティに富んだ銘酒を誕生させ、賞を取り続けています。
「千本錦」は、大吟醸酒の酒米「山田錦」の特性を活かしながら、広島の気候風土に適するように育成した"広島オリジナルの新品種"です。
酒の味を決める酒米
<うまい酒は、良質の米と水から生まれる。>
酒米の品種は60品種以上あり、酒米の良し悪しが酒の味を決めると言っても過言ではありません。
酒造りに使われる米を総称して酒米といいます。米の中心に白く不透明な部分のある「心白米」が、酒造好適米となるのです。
特に代表的な品種が、「八反」「雄町」「山田錦」。
「千本錦」は、高品質で広島オリジナルの新しい酒米としてデビューしました。
「千本錦」の系統

最高の酒米産地をめざして
「千本錦」の誕生で、広島では「八反系」「雄町系」「山田錦系」の三大酒造好適米を生産することになりました。
ますます多様化する消費者ニーズに確実にお応えするために、酒米生産団地では、生産者や研究者など多くの人々が、常に最高の酒米をめざしてチャレンジし続けています。