「OsakeテラピーOG会」の模様をUPしました。

2019年3月17日（土）

女性のためのお酒スクール「Osake　テラピー」では、年に一度のOG会を卒業生の中から参加者を募って開催しています。毎年春の恒例イベントとなっている「Osake　テラピースクール　OG会」。今回は、2019年3月17日（日）、オリエンタルホテル広島にて開催。ドレスアップした卒業生たちが期待に胸を膨らませて集まりました。

参加した39名の卒業生達は久しぶりの再会を喜び合い、近況報告などの話しに花が咲いていました。早くも盛り上がり始めた会場にパーティー開始のアナウンスが流れ、いよいよOG会のスタートです。

第1部　春の夜の宴

お酒テラピー運営スタッフに紹介されて、本日の講師菅生美希さんが登場。今回はいつもの講演会とは少し異なり、コーディネートの下準備がされたテーブルを囲むように椅子が配置され、至近距離でのレクチャー開始です。今回のOG会のテーマは『春の夜の宴～広島のお酒でカンパイ～』。
まず1部では、美器 BIKI ENSENBLE 代表　菅生美希さんを講師に迎え、テーブルコーディネートについてのお話しを伺いながら、春の夜の宴をイメージしたコーディネートの実演を見学しました。

おいしいものをよりおいしく…

テーブルコーディネートの歴史は古く、紀元前の西洋に於いてはその財力を示す意味を持つものでもあったのだとか。現代の日本に於けるテーブルコーディネートは、「おもてなし」の心を基本においしいものをよりおいしくいただくための食空間演出、と考えられています。

食の環境、食空間を演出

「おいしい」という認識は、物理的なものではなく精神的な問題であり、五感で得るものである、と言われています。目の前にある料理（5％）、食器などの小物類（30％）、周りの景色（65％）という視覚が8割以上の「おいしい」を認識するのだとか。
つまり、いくら味が良くても食の視覚的環境、食空間を適度な状態に整えなければ「おいしさ」も半減してしまう、ということになります。そういったお話しに耳を傾けながら、着々と目の前で作り上げられるテーブルコーディネートを皆さん食い入るように見学していました。

「色」をベースに空間づくり

デザインイメージの三要素は「色」「形」「素材」。その中でも大きい割合を占める「色」を基調に空間を演出します。さらに、最終的に料理を置くことを意識して使う色は3色に抑えるのがコツなのだとか。今回は、春をイメージしたピンク、白、黒の3色から構成されたコーディネートとなっていました。
"百聞は一見に如かず"皆さん、写真を撮ったり近づいて見たり、コーディネートのお手伝いにも参加したり、と参加型の講演会は大盛況のうちに終了しました。

第2部　懇親会スタート！

コーディネートが完成した後も皆さん熱心に見学していた講演会が終了し、いよいよ菅生さんの発声でカンパイ！！第2部懇親会の始まりです。スタッフの紹介を聞きながら、美味しいお酒とお料理で会場はさらに盛り上がります。懇親会のテーブルは春の宴らしく、華やかに彩られていました。

本日のメニュー

アミューズ　ブーシュ
イタリア産生ハムとアプリコットジャポンのピンチョス　コンソメジュレ掛け
春のオードヴル　ヴァリエ
鰤のタルタル・鰆のマリネ・焼きカマンベール
ローストポーク炙り・野菜のピクルス3種
雲丹の温かいフランと旬の野菜トリュフの香り
舌平目と紅芯大根の蒸気蒸し　焼き茄子添え　醤油風味のジュー
牛肉のルーレ　ロースト仕立て　焼き野菜添え　グリーンペッパー風味で
シェフおすすめデザート3種取り合わせ
コーヒー　パン