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2022年5月30日Osakeテラピー

2022年第一回「Osakeテラピー」の模様をUPしました。

第一回 「Osakeテラピー」スクール

令和4年5月14日(土)広島県酒造組合にて、女性のためのお酒スクール「Osakeテラピー」が開催されました。一昨年、オンラインによる開催が一度ありましたが、新型コロナウイルス感染拡大以降、二年振りの会場での開催となりました。

日本酒の愉しみ方はもちろん、『カラダ・ココロ・キレイ』3つのテラピー効果をテーマに女性に向けて開かれるこのスクールは、今年で二十年目。5月をスタートに6月、7月と全3回の開催予定です。第一回目となる今月のテーマは、日本酒の基礎知識を学ぶ「日本酒入門」。まずは基礎を学び、美酒鍋作りと試食を楽しみました。

まずは基本から…日本酒の基礎知識

二年振りとなるお酒テラピー、開始予定時刻17時を目指し、受講生が次々に会場入りします。感染対策のため間隔を空け、一人ずつ入り口で検温と手指消毒に協力いただいての入場です。

17時を迎え、スタッフの挨拶からスタート。『女性にもっとお酒に親しんでもらいたい、と女性スタッフによる女性のための 日本酒講座として始まった「お酒テラピー」スクールですが、二十年目を迎え、ジェンダー平等やコロナ禍による時代の 大きな変化の中にあります。そのような中でも、まずは日本酒の基本を知っていただき、さらに親しみを持っていただきたい、という思いでこれからも頑張ります!』と、熱い思いが届けられました。

まずはキホンのキ!日本酒の基礎知識について、スタッフからの講義を聞きます。と、その前に、お酒テラピーでは恒例のパッチテストの実施。アルコールにどの程度反応するか、各自、腕にシールを貼ってしばらく待ちます。その間、日本酒のラベルの見方や保管方法などについてのお話に耳を傾けます。ラベルの表面は、ある程度共通の項目について記載があり、裏面については蔵人からのメッセージが読み取れます、といった説明を興味深く聞いているうち、パッチテストも終了。20名の参加者の中で、アルコールに弱いという反応が出た方はわずか一名。さすがお酒テラピー参加者の皆さんは、アルコールに強い方が揃っているという結果になりました。強い人ほどお酒と同量のお水="和らぎ水"を飲んで二日酔い 防止に努めましょう、とのアドバイスで締めくくりとなりました。

学んだ後は、実践! 利き酒

日本酒の基礎知識を学んだ後は、いよいよ実践、利き酒に挑戦です。『大吟醸』『純米酒』『本醸造』『生酒』4種類のお酒の違いを味わい、利き酒に挑みます。最初は色や濁りを確認、次に香り、その後口に 含み、舌全体に広げて『甘み』『酸味』『苦味』『渋み』などを味わった後、喉越し、鼻から抜ける香りを確認しましょう、とスタッフのレクチャーを聞きながら実践です。皆さん真剣な表情でメモを取り、和らぎ水や冷奴でリセットしながら4種類の日本酒を飲み比べていました。

料理と日本酒のイイ関係 & 美酒鍋作り

10分間の休憩を挟んで、次は、飲むだけではもったいない日本酒と料理のイイ関係について講義です。日本酒は最高の調味料 として、いろいろな食材を美味しくしてくれるアイテムです。できれば、余計な成分が混ざった料理酒ではなく、お手頃な飲用の日本酒を上手に使ってお料理上手を目指してください、など説明があり、風味がアップする方法などをレクチャーされました。

講義の後は実践、ということでスタッフによるデモクッキングのスタート!日本酒を使ったオススメメニュー「美酒鍋」です。おかみさん秘伝のレシピに添って、スタッフの調理が始まると、会場中にいい香りが広がります。皆さんポイントの説明などにメモを走らせながら、写真を撮り、大忙しです。

二年越しのカンパイは控えめに

手際よく完成した美酒鍋が配られ、それぞれのグラスに日本酒が注がれ、お待ちかねの時間です。「皆さん、二年間、お待たせ しました。今はまだ控えめに、カンパイしましょう。カンパイ!」二年越しのカンパイに、参加者の皆さんもスタッフも感無量。

お酒テラピーオリジナルのマスク袋にマスクを入れて、アクリル板越しに静かな試食会となりました。ウィズコロナのお酒テラピーは、 静かな中にも嬉しさが滲み、和やかな空気に包まれていました。

締めはやっぱりカンパイ三唱で

参加者の方からは「日本酒の違いを知ることができて良かった。」「年齢を重ねて日本酒好きになって、参加してみました。 楽しかったです。」「日本酒好きの友人同士で参加したけど、以前食べた美酒鍋とは比べ物にならないくらい美味しかったです。」など、嬉しい声が聞かれました。

コロナ自粛以降、初となった「お酒テラピー」スクールは、宴もたけなわ…とはいきませんが、皆さんしっかりと日本酒の基本を学び、実践したところでお開きとなりました。スタッフの「控えめに…カンパイ!カンパイ!!カンパイ!!!」という、お酒テラピー恒例のカンパイ三唱の発せいで締めくくりました。

家飲み用の日本酒をお土産に、参加者の皆さんは帰途へ。来月も予定通り、再会できることを祈っております。

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