- Osakeテラピー
- 2025年第三回「Osakeテラピー」の模様をUPしました。
お知らせ詳細
2025年8月5日Osakeテラピー
2025年第三回「Osakeテラピー」の模様をUPしました。

第三回 「Osakeテラピー」スクール

令和7年7月26日(土)広島県酒造組合にて、女性のためのOsakeスクール第三回「Osake テラピー」が開催されました。
第一回「Osake テラピー」が5月に開催され、早くも今月で三回目、いよいよ最終回となりました。連日の猛暑にも関わらず、「広島の酒」を愛する女性たちが続々と会場入りし、既に顔見知り同士となった会のメンバーは、リラックスした表情で開会を待っていました。
このスクールは、『カラダ・ココロ・キレイ』女性に嬉しい3つのテラピー効果をテーマに毎年開催しています。最終回となる今日は、酒蔵から講師をお迎えし、酒造りに関するお話、それに寄せる思いなどについて語っていただきました。
地元のお酒を大切に守り続けたい

講師プロフィール:小迫 泉(こざこ いずみ)さん
山岡酒造株式会社 蔵人
〇1986 年(昭和61年) 世羅郡世羅町に生まれる
〇2004 年 世羅高等学校卒業後、宮崎県の大学へ進学
○2008 年 大学卒業後、広島へ帰郷 食品会社に勤務
○2016 年 山岡酒造株式会社へ入社 蔵人として酒造りに従事
○2025 年 現在9年目を迎える
第三回目のお酒テラピーは、酒蔵から杜氏さんを迎え、お話を伺いました。
始めの挨拶、恒例のスタッフ紹介に続いて、㈱馬上酒造杜氏の村上和哉さんが紹介され、第一部講演会のスタートです。
第一部は、スタッフ 11 名の紹介に続いて、今日の講師山岡酒造蔵人の小迫さんが紹介され、講演会のスタートです。
最初に、山岡酒造の PR 動画の視聴から始まりました。凛とした空気の中、蔵人たちの手によって大切に「山岡酒造のお酒」が造られている映像が流れ、皆さん真剣な表情で観ていました。
続いて小迫さんから蔵の歴史が紹介されました。山岡酒造は広島県北部の地、三次市に 1890 年創業。標高 350mの地に位置し、寒暖差が大きく米作りや酒造りに適した土地です。山岡酒造のこだわりは、「伴農繁醸」=農業とともに取り組む酒造りを実践 しています。蔵の周りには多くの田んぼがあり、亀の尾をはじめ山田錦、雄町、新千本などの酒米を地元農家さんと共に育てています。作りて自らが手塩にかけて育てた酒米には、愛情もひとしおで、お酒造りにもより気合が入るのだとか。丹精込めた酒米造りから、日々の研鑽による酒造りまで、一貫した作業により、食中酒に向いた「芳醇辛口」のお酒を完成させています。
大学で農業を学び、食品メーカーに就職した後、好きだった日本酒造りの扉を叩いた小迫さん。「地酒は文化」をモットーとして酒造りを続ける山岡酒造で、地域と共に酒米作り、そして日本酒造りに励んでいるそうです。
小迫さんのお話の後は、スクール生との質疑応答
Q 料理と日本酒の温度帯の関係がまだよく分からないのですが、個人的に好きなお刺身に合わせるなら、どのような温度帯がオススメですか?
A 弊社の蔵で造る日本酒は「芳醇辛口」と言って、しっかりとした味わいがある辛口です。こういった日本酒は、是非、燗で飲んでいただきたいです。お刺身には特に燗をオススメしたい、弊社の杜氏も冷たい料理に温かいお酒を合わせることで、口の中の脂分をスッキリさせる効果もあるとおススメをしています。
小迫さんの発声によるカンパイ!!
講演会の後は、いよいよお待ちかね懇親会のスタートです。
講師の小迫さんから「いろいろな「広島の酒」を味わって飲んでください」というご発声をいただき、カンパイ!!
三回目ともなると、すぐに盛り上がり、それぞれのテーブルで「広島の酒」話に花が咲いていました。和のお惣菜が美しく並ぶお弁当をいただきながら、各蔵自慢のお酒を味わいます。

卒業証書授与
美味しい料理と共に 13 銘柄の「広島の酒」を酌み交わし、すっかり馴染みとなったスクール生同士で賑やかな時間が過ぎます。宴もたけなわの中、恒例のOsakeテラピー卒業証書授与が始まりました。
まず、【卒業証書五か条】が読み上げられます。その内容に「クスッ」と笑いが起こり、最後は『広島のお酒を誰よりも素敵に呑むこと。』という言葉に大きな拍手が起きました、その後、一人ひとり順番に証書を手渡され、この会に参加した感想を語ってもらいます。
「この会を準備してくださったスタッフの皆さんに感謝です」
「Osakeテラピーは、一度しか参加できない、ということが残念で仕方ないくらい魅力的な会でした」
「今日は最終回ということもあり、姉妹で浴衣を着て参加しました」
「女性だけの会、というのがとても良いと思いました。是非、これからも続けてください」
「母と参加しました。「広島の酒」を素敵に呑める女性になりたい、と思います」
「北海道から引っ越して来て一番良かった事は、広島の日本酒が美味しい、という事でした」
参加者の皆さんからは、Osakeテラピーと「広島の酒」への愛情、そしてスタッフに対する感謝のメッセージを沢山いただきました。

広島のお酒に、カンパイ三唱!
卒業証書授与も無事終了し、いよいよお開きの時間です。
今日も色とりどりに持参したマイ猪口に蔵元自慢のお酒を注ぎ、恒例のカンパイ三唱で最後を締めくくります。
「広島のお酒に」 …カンパイ!
「会場の皆さんに」・・・ カンパイ!!
「2025 お酒テラピーに」・・・ カンパイ!!!

5月、6月、7月、計三回、開講した女性のためのお酒スクール『お酒テラピー』は、今回で終了となりました。これからは、卒業生として秋のパーティー、酒祭り、春のパーティーなどでの再会を期待しましょう。広島のお酒を素敵に吞める女性として、これからの日本酒ライフをさらに充実させてください。
ご参加、ありがとうございました。
